NIRF PROJECTは、細胞周期制御因子NIRFと、癌などヒト疾患との関連性を研究する組織です。

プロジェクト方針

NIRF-Projectは、細胞周期制御因子NIRFと、癌や免疫疾患・神経疾患など、様々なヒト疾患との関連性を追求し、疾患の本質を見据えた治療法の開拓に結びつけるための研究会組織です。

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チームリーダーメッセージ

NIRF (Np95/ICBP90-like RING finger protein)は細胞周期制御因子中の白眉です。
私たちはこの因子を2002年にcloning報告し、その後、様々な面から細胞生物学的な性質を追求すると共に、癌との関わりを中心に知見を集積して参りました。このたび、NIRF　の機能を学際的に追求することを目的に、NIRF研究会（NIRFプロジェクト）を設立しました。本研究会は日本国内の大学・研究機関のみならず、国境も越えた情報交換・人的交流の足場となることを目指しています。

NIRFは細胞周期制御システムのnodal pointであると同時に、ユビキチンプロテアソーム系とエピジェネティック制御系の接点を形成するものです。細胞生物学的な機能も幅広いものと想定され、私たちの共同研究はNIRFの隠された機能を明らかにしつつあります。

森　努

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プロジェクト沿革

2010年 9月

NIRF PROJECT発足。

2002年

細胞周期制御因子、NIRFをクローニング。