NIRF PROJECTは、細胞周期制御因子NIRFと、癌などヒト疾患との関連性を研究する組織です。

プロジェクト概要

NIRFプロジェクトは、細胞周期制御因子NIRFと、癌や免疫疾患・神経疾患など、様々なヒト疾患との関連性を追求し、疾患の本質を見据えた治療法の開発に結びつけるための研究会組織です。現在、プロジェクトで推進している主な仕事は、以下の通りです。

(1) 各種の腫瘍組織におけるNIRF発現異常の解析
(2) in silico法によるNIRFと腫瘍との相関解析
(3) NIRFとその他癌関連遺伝子との生化学的相互作用の解明
(4) K/Oマウスを用いたNIRFの生理学的機能解析
(5) NIRFの分子構造と機能の解析

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国内組織との連携

NIRFプロジェクトは、プロジェクトの内部だけでアウトプットを求めるのではなく、他の組織やプロジェクトとの共同研究も推進しています。具体的には、NEDOによる産学官連携プロジェクト「遺伝子発現解析技術を活用した個別がん医療の実現と抗がん剤開発の加速」との連携を進めています。未解析のまま埋もれているデータを拾い出し、共同で分析を行うことを提案しており、相互互恵的な協力関係を図ります。

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国際的な連携

NIRFプロジェクトには、海外の研究機関に所属する日本人や外国籍のメンバーも加わっており、広い視野をもって議論を行っています。今後も積極的に海外機関と連携を図るなど、国際的な共同研究の輪を広げていくことを目指しております。

UTHSCSA/Greehey CCRIに所属するプロジェクトメンバーの Dr. Su Hang (左) と、Dr. Xu Teng（右）。

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